産婦人科

 

診療科のご紹介

 産婦人科診療には、妊娠・胎児・分娩に関する疾患を取り扱う周産期医学
子宮・卵巣・膣・外陰などの性器に発生する疾患の診断・治療を行う腫瘍学、そして不妊症の診断・治療を取り扱う生殖医療があります。当院ではそれぞれの領域で研鑽を積んだ4人の医師(常勤:男性1名,女性1名 非常勤:女性1名)により、高度で先進的な産婦人科診療を受けていただけるよう日々努力しております。
 手術日は主に火、木曜日の午前・午後ですが、必要性があれば月・水・金曜日の午後にも行っており、出来る限り患者様の要望に対応しております。

外来診療担当医

診療担当医表アイコン

主な疾患

・悪性腫瘍 子宮癌(頸がん、体がん、肉腫)、卵巣癌、卵管癌
・良性腫瘍 子宮(子宮筋腫、子宮内腫瘤)、卵巣(卵巣のう腫、内膜症性のう胞)、
外陰(バルトリン腺膿瘍)
・ハイリスク妊娠(合併症妊娠、出生前診断)
・更年期障害
・思春期疾患(無月経、性行為感染症)
・不妊症
・その他 子宮脱・膀胱脱、子宮外妊娠、子宮留膿腫、卵管(卵管留水腫、卵管留膿腫)

診療実績

  平成26年度 平成27年度 平成28年度
手術件数 208 151 168
子宮全摘術(開腹) 29 28 17
腹腔鏡下手術 26 24 24
子宮鏡下手術 32 38 35
子宮脱手術(膣式) 40 42 43
子宮頚部円錐切除術 23 12 17

   

診療内容

妊婦健診

 超音波診断法、超音波カラ-ドプラ-診断法により胎児の臍帯・脳・母体子宮動脈の血流を測定することで胎児・母体の異常を早期に発見し、治療を開始しています。また合併症のある妊婦様も内科をはじめ他科とともに連携をはかり安全に分娩を迎えられるよう対応しています。

内視鏡下手術

 子宮内疾患(粘膜下筋腫、子宮内膜ポリ-プ、子宮内膜増殖症など)に対しては子宮内を観察しながら腫瘤を摘出する子宮鏡下手術(レゼクトスコープ)を、また子宮外妊娠・卵巣腫瘍・原因不明の腹痛などに腹腔鏡下手術を積極的に行っています。入院日数は子宮鏡下手術で3日、腹腔鏡下手術で5~7日です。

がん手術

 日本婦人科腫瘍学会治療ガイドラインに沿ったがん診療を行っています。
 子宮頚部・内膜細胞診、経膣超音波検査で異常が発見されると子宮鏡・拡大鏡(コルポスコピー)狙い組織診断・子宮頚部円錐切除術・CT,MRI・腫瘍マ-カ-にて最終的に診断後、根治術を行っています。また当科はSGSG(三海婦人科スタディ-グル-プ)に加入し、最新の術後治療(抗がん剤、放射線)を行っております。

不妊症

 不妊の原因は様々で、最終的に体外受精などの補助的生殖技術(ART)を必要とされる方がおられる一方、内服治療や生活習慣の見直しで妊娠できる方も多数おられます。当院では不妊を心配される患者様個々のライフスタイルに配慮しつつ、検査・治療を進めてまいります。

子宮膀胱脱

 高齢少子化傾向とともに増加している疾患ですが、日々残尿や外陰違和感の悩みをかかえておられる患者様が多いようです。ただ産婦人科のしきいは未だ高いようです。この疾患は手術により日常生活の質(QOL)をかなり改善しますので、当院では可能な限り手術を行って、その悩みを解決して頂けるよう努力しております。

子宮頚癌ワクチン

 子宮頚癌はHPV(ひと乳頭腫ウィルス)により発症します。そして現在ではその予防ワクチンがあり、効果は10年以上持続するといわれています。当院でも接種を行っており、気軽に受診して頂ければご不明な点を説明後、接種しています。
ただワクチンを受けたからといってがんにならないというわけではありませんので、がん検診を忘れずに受けるようにしましょう。